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加來浩器先生講演(白濱)

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加來浩器先生(防衛医大防衛医学研究センター教授:本NPO理事)の講演は、「新興・再興感染症の動向~エボラ出血熱・MERS後の備えと対応~」です。
 エボラ出血熱は、西アフリカの風土病のひとつで、過去何回も流行を見た新興感染症の一つで、特に2013年末頃より2015年にかけて、リベリア、シエラレオネ、ギニアの3か国を中心に猛威をふるい、WHOも緊急対応体制を示唆した疾患です。一応終息宣言がなされましたが、いつ流行り出すか分かりません。MERS(中東呼吸器症候群)は韓国において1名の感染事例が186名の患者を発生させ、うち38名が死亡したという疾患で、施設内や家庭内の感染対策、情報管理など多くの問題点を指摘されました。
これらの輸入感染症ともいわれる新興感染症は、1)臨床像が不詳で、当初は重症患者の集積として認識される、2)類似疾患を除外して始めて疑われる、3)病原体の診断が可能になっても非常に限定された施設のみである、4)感染源・感染経路が不明であるため、院内感染、家庭内感染でアウトブレイクする、5)効果的治療法が確立されていない、6)しばしば社会混乱が発生する、等の特性があることを指摘、今後益々留意すべき疾患と思われると強調しました。
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