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新春講演会 講演2-1(白濱)

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講演2は、西条雅幸先生(国立感染症研究所ウイルス第一部部長)による『エボラ出血熱・デング熱の感染症―最近の知見と対策』。
 『エボラ出血熱』が初めて確認されたのは1976年、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)および南スーダン、1995年にもコンゴ民主共和国で流行した(致死率80-90%)。昨年の流行は西アフリカ(ギニア、リベリア、シエラレオネなど)で、かつてないほどの流行をし(致死率36%)、世界的に注目を集めている。
感染ルートはコーモリ→猿→ヒト、流行する地域により致命率が異なるのは原因ウイルスには5タイプがある故ということでした。
今回西アフリカで流行しているエボラ出血熱の流行拡大の背景は、1)地域の住民の感染症に対する知識、2)感染予防策の実施の可能性、3)社会・経済的な背景、例えば救急車、道路など、4)診断の困難さ、5)感染経路は接触感染、6)治療・予防の困難さなどが考えられると言及されました。
潜伏期は2-21日、その後の発熱、全身倦怠感,さらに多臓器不全等の症状の発現など、いずれにしても致死率の非常に高いことで恐れられている感染症で未だ治療法が確立されていません。
このことは潜伏期の間に保菌者が移動したら世界レベルで広がる危険もあるということを示しております。
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