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新春講演会 講演2-2(白濱)

西条2西条3
西條先生の講演の続き、「デング熱」および「重症熱性血小板減少症候群」について。
2014年夏に、東京代々木公園を舞台にしてデング熱が流行、160名を超える患者の発生が確認されました。これは、『デング熱流行地に生活する人、あるいは流行地を訪問した人がウイルスとともに日本を訪れ、代々木公園を訪問し、そこでカ(ヒトスジシマカ)に咬まれ、そしてその人がウイルスに感染して他の人にウイルスを感染させる、ということの繰り返しによりカと人間との間でデングウイルスのサイクル(生活環)が形成され』、このことが今回のデング熱流行に発展したということです。
また、マダニが媒介する重症の血小板減少を示す疾患、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が西日本中心に発生し、2013年40名、2014年58名の死亡例(致死率約30%)を認めた恐い感染症についても言及されました。
 かように国境を越えて発生する「新興感染症」、今後行わなければならない感染症対策の重要性及び必要性を提言されました。
 濱田先生、西条先生の迫力のある講演、ライブを聞かせていただき有り難うございました。
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新春講演会 講演2-1(白濱)

西条1西条0
講演2は、西条雅幸先生(国立感染症研究所ウイルス第一部部長)による『エボラ出血熱・デング熱の感染症―最近の知見と対策』。
 『エボラ出血熱』が初めて確認されたのは1976年、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)および南スーダン、1995年にもコンゴ民主共和国で流行した(致死率80-90%)。昨年の流行は西アフリカ(ギニア、リベリア、シエラレオネなど)で、かつてないほどの流行をし(致死率36%)、世界的に注目を集めている。
感染ルートはコーモリ→猿→ヒト、流行する地域により致命率が異なるのは原因ウイルスには5タイプがある故ということでした。
今回西アフリカで流行しているエボラ出血熱の流行拡大の背景は、1)地域の住民の感染症に対する知識、2)感染予防策の実施の可能性、3)社会・経済的な背景、例えば救急車、道路など、4)診断の困難さ、5)感染経路は接触感染、6)治療・予防の困難さなどが考えられると言及されました。
潜伏期は2-21日、その後の発熱、全身倦怠感,さらに多臓器不全等の症状の発現など、いずれにしても致死率の非常に高いことで恐れられている感染症で未だ治療法が確立されていません。
このことは潜伏期の間に保菌者が移動したら世界レベルで広がる危険もあるということを示しております。

講演1(新春講演会)

 浜田1浜田
講演1は、濱田尚一郎先生(杏林大学整形外科)による『パシフィックパートナーシップ2014フィリッピンに参加して』。
 PP2014(PP:米軍主催のアジア太平洋地域における医療活動、土木事業、文化交流等の訓練・活動等)は、昨年7月フィリッピン、ベトナム、カンボジアで行われた。濱田先生の活動地域はフィリッピンのタクロバン(レイテ島:1昨年の台風30号が上陸し町がほぼ壊滅状態になったところ)、活動内容は地域住民に対する診療の提供、および現地の医療職の人たちに対する講義や意見交換、および地域の人たちとの文化交流等であった。特筆すべきことは歯科のニーズが非常に高かったこと。   
まとめとして(感じたこと)、1)NGOと自衛隊の協力は比較的容易、2)外国の部隊との協力は言葉の壁がある、3)小児科、産婦人科の知識が重要、4)短期の援助は出来ることが限定される、5)各国へのアピールにはいいと考える、6)話をしてお互い知ることが第一歩、などと総括されました。大変良い経験になったということでした。


新春講演会(白濱)

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阪神・淡路大震災の20周年にあたる1月17日(土)、イームス・ジャパンの新春講演会を開催しました。
講演は2題。
1)濱田尚一郎先生(杏林大学整形外科)『パシフィックパートナーシップ2014フィリッピンに参加して』
2)西条雅幸先生(国立感染症研究所ウイルス第一部部長)『エボラ出血熱・デング熱の感染症―最近の知見と対策』
 (一般社団法人)日本災害医療ロジスティック協会、(一般社団法人)日本災害医療教育研修協会、(一般社団法人)メディカル プラットフォーム エイシア、(NPO法人)NBCR対策推進機構の4団体に後援して頂きました。
 なお参加者に「身近に潜む危険から身を守るために」という小誌及びサージカルマスクを配りました。いずれもノルメカエイシアのご厚意によるものです。
なかなか時機を得た興味深い話、勉強になりました。講演内容等は次の機会に紹介したいと思います。


パソコン壊れる(白濱)

 10年ほど使っていたパソコンが急に立ち上がらなくなりました。病院の電計係にいろいろやってもらったのですがハードディスクが完全に壊れたということでした。業者に修復をお願いしたのですが「物理的に壊れているのでハードディスクのデータを取り出すには8万円ほどかかる」といわれました。落としたわけでもなく叩いたわけでもなく、物理的に壊れるわけはない、といったのですが、どうやら物理的に壊れるということは、外力で破壊されたということではなく、ハードディスクが何らかの理由で完全に壊れたことをいうらしいのです。
 突然の出来事でした。やはり大事なデータが入ったままですので、データを回収してもらうことにしました。突然のことで、破壊された理由は全く分かりませんが、皆様も気をつけられて、大事なデータ等はまめにUSBなどにバックアップをとっておいた方がよろしいかと思います。

年末年始の連休と3連休(白濱)

 富士山2014
年末年始6連休、それに今度の3連休、久々の休みになりました。元旦だけは車で移動しましたが、天気も良く、他の日は歩きが主、特に3日は約3万5千歩、深大寺(調布市)まで往復4時間ちょっと歩きました。3日になってもお参り客でごったがえし、門前の店も歩けないぐらい大繁盛、「深大寺そば」が有名ですが、名の知れたお店には2時間待ちの長蛇の列、そばを食べるのに2時間とは。我々のお昼はおにぎり2個とバナナとみかん。
 さすがに足が疲れました。歩いた後はスポーツクラブで体をほぐし、ウェットサウナとジャグジー風呂に。目的は左手首のリハビリテーション、ゆっくり拳を開いたり閉じたり。
途中できれいな富士山が見えました。富士山はさすが霊峰、何処から見てもきれいです。世界中結構○○富士といいたくなる山はありますが、原野にただひとつ、あのような山が聳えているのはないようです。

謹賀新年(白濱)

山口観音2014
謹んで新春のお慶びを申し上げます。全国荒れ模様の元旦の天気。しかし東京の朝は雲ひとつない快晴、『山口観音』と隣接する『狭山不動尊』に初詣、破魔矢とお神籤とダルマも例年の如く。しかし帰路に着く頃は粉雪がちらちらと。元旦の雪は9
年ぶりとのこと。
 本年が皆様にとって、勿論私にとっても良い年でありますように。
写真は『大吉』が出た山口観音です。
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Author:iemsj
こんにちは
私達はNPO国際緊急医療・衛生支援機構IEMS-Japanです

http://www.iems-japan.com/

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